ベアクロールのフォームイメージ
BEAR CRAWL

ベアクロール

全身(腹直筋) 難易度:初級 🤸 自重
Bear Crawl
🤸 自重 難易度:初級 全身

四つ這いで膝を浮かせて進む全身種目。体幹の安定性と肩の持久力を同時に鍛えられます。

ベアクロールは、こう動かす

効く場所:腹直筋・三角筋(あわせて働く:大腿四頭筋・腹斜筋)

外せない点:

  • 開始姿勢
  • 手足の間隔

やり方

構えをつくる

  1. 開始姿勢:四つ這いになり、膝を床から数cm浮かせる。目安:腰の高さが一定に保たれ、肩の真下に手がある。
  2. 手足の間隔:対角の手足で体を支えるバランスを確認する。目安:体重が偏りすぎず安定して移動できる。

進む・保持する

対角の手足を同時に動かして前後左右に移動する。腰の高さを一定に保ち、膝は床につけない

呼吸:移動しながら自然なリズムで呼吸を続ける

目安:腰が上下に大きく揺れず、手首・肩に極端な負担がかかっていない

回数・重さの目安

  • 全身持久力・脂肪燃焼:前後各5〜10m×3〜4セット ゆっくり丁寧に行うほど体幹への刺激が増す。スピードより姿勢の安定を優先する
  • 体幹・肩の筋力向上:20〜30秒×3〜4セット(その場での保持・小刻みな移動) 膝を浮かせた状態を長く保つこと自体が負荷になる
  • コンディショニング:30秒移動×4〜5セット(短い休息) 手首や肩に違和感が出たら本数を減らすか中止する

よくある間違いと直し方

  • 腰が上下に大きく揺れる:スピードを落とし、腰の高さを一定に保つことを優先する
  • 膝が床につく:膝を浮かせる高さを調整し、保持できる範囲でゆっくり移動する
  • 手首が反りすぎて痛みが出る:手をつく位置や体重のかけ方を見直す。前腕で支えるバリエーションに変更するのも一つの方法

痛みが出たときは

  • 手首が痛いとき:手首の反りが大きくなりすぎていないか確認する。改善しない場合は前腕支持のバリエーションに切り替えるか、頻度を調整する。痛みが続く場合は整形外科などの医療機関に相談してください
  • 肩が痛いとき:体重を支える時間を短くし、休息を挟みながら行う。痛みが続く場合は医療機関に相談してください

ベアクロールとは

四つ這いで膝を床から浮かせた姿勢のまま移動する全身種目。体幹の安定性と肩の持久力を同時に鍛えられ、ウォームアップやコンディショニングにも使われます。

この種目で変わること

  • 体幹の安定性向上:四足で移動する間、腰の高さを一定に保つために体幹群が持続的に働きます
  • 肩・肩甲帯の持久力強化:体重を腕で支え続ける動作のため、肩まわりの持久力にも刺激が入ります
  • 全身の協調性・コンディショニング向上:対角の手足を連動させる動きは、他のスポーツ動作の土台にもなります

まだ難しいときは

似た効果の種目

長所・短所

この種目ならではの強み

  • 移動しながら体幹を使える:プランクと違って重心が動き続ける。姿勢を保つ働きが休みなく要る。
  • 肩の持久力が育つ:手で体重を支えたまま進む。支える力を長く出し続ける練習になる。
  • 器具も高さも要らない:床と数歩ぶんのスペースがあれば成立する。ウォームアップにも使える。

弱みと、その付き合い方

  • 腰が上下に揺れて楽をしやすい:尻が高く上がると体幹の関与が減り、四つ這いで歩いているだけになる。頭から尻まで水平に保つ。
  • 手首が反った姿勢が長く続く:進む間ずっと手のひらで支える。痛みが出る人がいるとされる。
    こう付き合う:拳をついて進むと角度が逃げる。
  • 筋量づくりには向かない:負荷が体重に限られる。姿勢と持久力の種目という位置づけになる。

ひとことで:進みながら支える種目。腰が揺れたら止めどき。

よくある質問

手首が痛いのですが?
手首の反りが大きくなりすぎている可能性があります。手をつく角度を見直すか、前腕で支えるバリエーションに切り替える方法もあります。痛みが続く場合は無理をせず医療機関に相談してください。
脂肪燃焼に効果的ですか?
全身を使う動作で心拍数が上がりやすいため、コンディショニングの一環として取り入れられることが多い種目です。脂肪燃焼には全体の消費カロリーと食事管理が大きく関わるため、この種目単独に頼りすぎないことが重要です。
毎日行っても大丈夫ですか?
比較的負荷が軽い種目のため取り入れやすいですが、手首や肩に張りが残る場合は頻度を調整してください。

鍛えられる筋肉

主働筋: 腹直筋三角筋

協働筋: 大腿四頭筋腹斜筋