TRICEPS KICKBACK
トライセプスキックバック
腕(上腕三頭筋)
難易度:初級
💪 ダンベル
トライセプスキックバックは、こう動かす
効く場所:上腕三頭筋
外せない点:
- 前傾姿勢と上腕の固定
- 肘の角度
やり方
構えをつくる
- 前傾姿勢と上腕の固定:股関節から前傾し、上腕を体側と平行に固定した状態でダンベルを持つ。目安:前傾姿勢で腰が丸まっていない、上腕が体から離れていない。
- 肘の角度:肘を90度程度に曲げてダンベルを構える。目安:手首がまっすぐで、力みすぎていない。
伸ばす・戻す
肘を支点にして前腕だけを後方に振り、肘が伸びきる位置まで動かす。伸ばしきった位置で一瞬静止してから、ゆっくり戻す
呼吸:伸ばしながら吐き、戻しながら吸う
目安:動作中、上腕が体側と平行な位置から下がっていない
回数・重さの目安
- 筋肥大(仕上げ):12〜15回 × 2〜3セット プッシュダウンなどの主種目の後に、軽い重量で収縮を1秒キープする回を多めに取り入れる
よくある間違いと直し方
- 上腕が下がり、肩を使った動作になっている:重量を大きく落とし、上腕を体側と平行に保ったまま前腕だけを動かす感覚を掴む
- 伸ばしきる位置まで届かない:重量を落とし、可動域を優先する。三頭筋種目は重量よりも伸展位置での収縮が重要
- 反動をつけて振っている:テンポを落とし、1回ごとに戻す動作もコントロールする
痛みが出たときは
- 肘が痛いとき:伸ばしきる直前で止め、完全ロックを避ける。痛みが続く場合は自己判断で継続せず、整形外科などの医療機関に相談してください
トライセプスキックバックとは
前傾姿勢で上腕を固定し、肘を伸ばし切る種目です。上腕三頭筋が最も収縮した位置(伸ばし切った位置)で最大の負荷がかかるのが特徴で、仕上げのパンプ種目に向いています。
この種目で変わること
- 三頭筋の収縮位置での強い刺激:肘を伸ばしきったポジションで最大負荷がかかるため、収縮感を高めたいときに向いています
- 腕の引き締め:二の腕の後ろ側(三頭筋)を狙って鍛えることで、腕全体の引き締まった見た目に寄与します
物足りなくなったら
長所・短所
この種目ならではの強み
- 伸ばしきった位置で負荷が最大になる:他の三頭種目が軽くなる位置に負荷が乗る。締めの役として使える。
- 軽いダンベルでも十分に効く:てこが長く、小さな重量でも負荷を感じられる。自宅の軽いダンベルで成立する。
- 肘や手首への負担が小さい:扱う重量が軽く、関節にかかる圧も小さい。腕の種目の最後に足せる。
弱みと、その付き合い方
- 上腕が下がると別の動きになる:肘の位置が落ちると肩を使った動作になり、上腕三頭筋への刺激が抜ける。上腕を床と平行に保つ。
- 前傾姿勢の維持が地味につらい:上体を倒し続けるので、腰や支える側の腕が先に疲れる。
こう付き合う:ベンチに手と膝をついて上体を支える。 - 腕を太くする主役にはならない:扱える重量が小さく、筋量づくりには足りない。
ひとことで:締めの役。上腕が下がったらそのセットは終わり。
よくある質問
- 軽い重量しか扱えませんが問題ないですか?
- 問題ありません。上腕を固定して肘だけを動かす単関節種目のため、扱える重量は他の腕種目よりかなり軽くなるのが一般的です。重量よりも伸ばしきる位置での収縮を意識してください。
鍛えられる筋肉
主働筋: 上腕三頭筋