DONKEY CALF RAISE
ドンキーカーフレイズ
脚(下腿三頭筋)
難易度:中級
⚙️ マシン
ドンキーカーフレイズは、こう動かす
効く場所:下腿三頭筋
外せない点:
- 前傾角度
- 腰パッド
- 足の位置
別名:Donkey Calf Raise Machine(股関節から90度前傾しアームレストに体を預けるタイプ)
やり方
セットアップ
- 前傾角度:股関節から約90度に体を折り曲げ、前方のアームレストに前腕を乗せる。目安:上体がほぼ水平になり、体重がアームレストにしっかり乗っている。
- 腰パッド:腰〜骨盤(ウエストの高さ)にパッドが乗るよう調整。目安:パッドが肩や背中上部ではなく腰・骨盤の位置にある。
- 足の位置:つま先だけを台のエッジに乗せ、かかとを台の外に出す。目安:かかとが完全に宙に浮いている。
重量の決め方
まず一番軽い重量(ピンを最上段)で1セット行い動きを覚える。次に「10回できて、まだ2〜3回余裕がある」重さまで1〜2段ずつ上げて探す
10回×3セットが最後まで良いフォームでできたら、次回1段(多くは約5〜10kg)上げる
動作
開始:かかとを台より下まで下げてふくらはぎを伸ばした姿勢から、かかとを持ち上げ始める
呼吸:持ち上げながら吐き、下ろしながら吸う
終了:最終レップ後はかかとを下げ切った姿勢で軽くストレッチしてから台を降りる
ジムでのマナー
- 使用後はパッドを拭く
- 重量ピンは差したままでよい(外す必要はない)
よくある間違いと直し方
- 前傾が浅く直立に近い:股関節から深く折り曲げ、アームレストに体重を預ける姿勢を作り直す
- かかとの上下動が浅い:下ろすときは台の下までしっかり下げ、ストレッチを感じてから切り返す
- 膝を曲げて反動をつける:膝はまっすぐに保ち、足首の動きだけでかかとを上下させる
痛みが出たときは
- アキレス腱が痛いとき:かかとを深く下ろしすぎると腱が強く引き伸ばされます。伸びを感じる手前で折り返し、反動をつけずに動作してください。痛みが続く場合は医療機関に相談しましょう
- 腰が痛いとき:前傾姿勢で背中が丸まると腰に負担が集まります。アームレストにしっかり体重を預け、背中をまっすぐ保てる位置に立ち直してください
ドンキーカーフレイズとは
股関節から90度前傾しアームレストで上体を支えた姿勢で、腓腹筋を最大ストレッチさせながら鍛える古典的マシンです。立位のカーフレイズより深いストレッチが得られ、強い刺激が入ります。
この種目で変わること
- 腓腹筋を最大ストレッチの状態から鍛えられる:股関節を折った姿勢が、立位よりも深い伸びをつくります
- ふくらはぎの筋量向上:伸びた位置から収縮させる範囲を広く使えるため、強い刺激が入ります
- 足首を蹴り出す力の土台づくり:走る・跳ぶといった動作の基礎になります
効かせ方のバリエーション
- つま先の向きを内外に変えることでふくらはぎの内側/外側への刺激を変えられる
混んでいたら・比べたい
長所・短所
この種目ならではの強み
- 立位より深くふくらはぎを伸ばせる:股関節から前傾する姿勢のため、直立で行う形より腓腹筋が深く伸びる。
- 毎回同じ深さを再現しやすい:アームレストが姿勢を固定してくれる。フリーの立位より位置がぶれない。
- ひとりでも高重量へ挑戦しやすい:姿勢が固定されている。バランスを崩す不安なく重量を伸ばせる。
弱みと、その付き合い方
- 前傾姿勢に慣れが要る:通常のカーフレイズと構えが違う。動きのコツをつかむまで時間がかかる。
こう付き合う:先にスタンディングカーフレイズ(スミス)で基本を。 - 前傾が浅いと効果が薄れる:直立に近くなると、この種目ならではの深い伸びが得られない。上体をしっかり倒す。
- 専用マシンが空いていないと行えない:1台しかないことが多い。順番待ちならシーテッドカーフレイズに切り替える。
ひとことで:立位で物足りない人の深伸ばし。上体を倒しきる。
よくある質問
- 普通のカーフレイズと何が違いますか?
- 股関節を折って前傾するぶん、腓腹筋がより伸ばされた状態から動作を始められます。同じ重量でも刺激の入り方が変わるため、立位のカーフレイズが伸び悩んだときの切り替え先になります。
- 何回・何セットが目安ですか?
- 15〜20回×3セット程度が一般的な目安です。可動域を最後まで使い切ることを優先してください。
- 前傾はどれくらいが目安ですか?
- 上体が床とほぼ平行になる、股関節から90度に近い角度が標準です。前傾が浅いと立位のカーフレイズと変わらなくなります。
- マシンがないジムではどうすればいいですか?
- 台に前足部を乗せ、上体を前傾させてベンチや手すりに手をつく形で近い姿勢を作れます。パートナーに背中へ乗ってもらう古典的な方法もありますが、安全面から現在はあまり行われません。
鍛えられる筋肉
主働筋: 下腿三頭筋