インクラインダンベルカールのフォームイメージ
INCLINE DUMBBELL CURL

インクラインダンベルカール

腕(上腕二頭筋) 難易度:中級 💪 ダンベル
Incline Dumbbell Curl
💪 ダンベル 難易度:中級

インクラインベンチに寄りかかり、腕を後方に垂らした状態で行うカール。二頭筋長頭を最大ストレッチできます。

インクラインダンベルカールは、こう動かす

効く場所:上腕二頭筋(あわせて働く:前腕筋群)

外せない点:

  • ベンチ角度

やり方

構えをつくる

  1. ベンチ角度:ベンチを45度前後に設定し深く座る。目安:腕を真下に垂らしたとき、体より後方に位置している。
  2. :肩を後ろに引いた姿勢を保つ。目安:肘が体より前に出ていない。

巻き上げる・下ろす

肘の位置を体の横に保ったまま、ダンベルを巻き上げます。上腕二頭筋の収縮を感じたら、ゆっくりと伸ばしきる位置まで下ろします。

呼吸:巻き上げながら吐き、下ろしながら吸う

目安:肘が前に出ず、肩がすくんでいない

回数・重さの目安

  • 筋肥大:10〜15回×3セット ストレッチ局面の負荷が強い種目のため、通常のダンベルカールより軽めの重量になるのが一般的です。無理に重量を追わず可動域を優先しましょう。
  • 筋力向上:8〜10回×3セット 肩関節が伸展した姿勢で負荷を受けるため、高重量を狙うより通常のカール種目で筋力向上を図る方が安全です。
  • 引き締め・持久力:15〜20回×2〜3セット 軽めの重量でテンポよく、ストレッチと収縮を意識しながら行いましょう。

よくある間違いと直し方

  • 肘が前に出て通常のカールに近くなる:肩を後ろに引いた姿勢を保ち、肘の位置を体の横に固定する
  • 重すぎる重量で肩がすくむ:重量を落とし、ストレッチ局面でも肩がリラックスした状態を保てる重さに調整する
  • 反動をつけて巻き上げる:ゆっくりとしたテンポに変え、二頭筋の力だけで巻き上げる

痛みが出たときは

  • 肩が痛いとき:肩関節が伸展した姿勢で重すぎる重量を扱うと負担がかかりやすくなります。重量を落とし、肩がすくまない範囲で行ってください。痛みが続く場合は医療機関に相談しましょう。

インクラインダンベルカールとは

インクラインダンベルカールは、インクラインベンチに深く座り、腕を後方に垂らした状態で行うカールです。上腕二頭筋が肩関節の後方でストレッチされた状態から巻き上げるため、通常のカールとは異なる角度で二頭筋を刺激できます。

この種目で変わること

  • 上腕二頭筋へのストレッチ刺激。通常のカールより肩関節が伸展した角度から負荷がかかる
  • 肘が前に出にくい姿勢のため、反動を使いにくく丁寧なフォームを身につけやすい
  • 前腕の補助的な関与

まだ難しいときは

似た効果の種目

長所・短所

この種目ならではの強み

  • 肘が体より後ろに来る珍しい姿勢:腕を後方に垂らせる。二頭筋の長頭を最も伸ばした位置から始められる。
  • 寄りかかるため体を振れない:背もたれに預けた姿勢になる。勢いをつけて巻き上げる余地がない。
  • スパイダーカールと正反対を担える:伸ばした位置で負荷が最大になる。縮める側を狙う種目と組み合わせられる。

弱みと、その付き合い方

  • 肩の前側が伸ばされて張る:腕を後ろに垂らす姿勢のため、肩が硬い人は違和感が出る。角度を起こして調整する。
  • 肘が前に出ると効果が消える:肘を前へ動かすと通常のカールに近づき、伸ばす利点がなくなる。肘を垂らしたまま挙げる。
  • 伸ばした位置から挙げるため重くできない:最も力の出にくい位置から始まる。
    こう付き合う:数字はバーベルカールで管理する。

ひとことで:伸ばす側の担当。肘を後ろに置いたまま挙げる。

よくある質問

通常のダンベルカールと何が違いますか?
腕を後方に垂らした姿勢で行うため、肩関節が伸展し上腕二頭筋がストレッチされた状態から動作が始まります。通常のカールとは異なる角度からの刺激が入るとされています。
重量が上がらないのですが?
ストレッチ局面の負荷が強い種目のため、通常のダンベルカールより軽い重量になるのが一般的です。重量にこだわらず可動域とフォームを優先しましょう。
何回・何セットが目安ですか?
筋肥大目的なら10〜15回×3セット程度が一般的な目安です。
女性でも取り組んでよい種目ですか?
性別を問わず取り組める種目です。軽い重量から始め、肩に違和感がないか確認しながら行いましょう。

鍛えられる筋肉

主働筋: 上腕二頭筋

協働筋: 前腕筋群