プリーチャーカール(EZバー)のフォームイメージ
EZ-BAR PREACHER CURL

プリーチャーカール(EZバー)

腕(上腕二頭筋) 難易度:初級 〰️ バーベル(EZバー)
EZ-bar Preacher Curl
〰️ バーベル(EZバー) 難易度:初級

専用台に上腕を固定して行うカール。反動が使えないため、二頭筋を確実にアイソレートできます。

プリーチャーカール(EZバー)は、こう動かす

効く場所:上腕二頭筋(あわせて働く:前腕筋群)

動かす範囲:肘が伸びきる手前 〜 前腕が垂直の手前

外せない点:

  • 腕を密着させる
  • 伸ばしきらない
  • 下ろす速さ

やり方

腕を密着させる:脇の下から肘のすぐ上まで、パッドに隙間なくつけます。浮くと支点が動きます。

伸ばしきらない:肘が完全に伸びる手前で折り返します。伸ばしきると、いちばん負荷の強い位置で関節が支えることになります。

下ろす速さ:2〜3秒かけて戻します。落として反動で巻き上げると、伸びた位置に負担だけが残ります。

肘が台から浮くなら重すぎます。腕を固定できる重さまで落としてください。

プリーチャーカールとは

斜めの台に上腕を預け、肘を支点にバーを巻き上げて下ろす。これがプリーチャーカールです。上腕二頭筋を狙います。

台に腕を固定するので、体を反らせる、肘を前へ出す、といった逃げ方が構造的にできません。反動が入りやすい人にとっては、それが利点になります。

伸ばした位置での負荷が強く出る形です。そのぶん肘を伸ばしきったところで負担を感じる人がいるので、そこだけ気をつけます。

長所・短所

この種目ならではの強み

  • 反動を使いにくい:上腕を台に固定するので、体を振って挙げるごまかしが成立しない。
  • 下ろした位置で強く伸ばせる:肘が体より前に出た姿勢になる。上腕二頭筋が伸びる局面に負荷が乗る。
  • 効いている場所がわかりやすい:動く関節が肘だけに絞られる。狙った場所に手応えが出る。

弱みと、その付き合い方

  • 伸ばしきる位置で肘に負担が出る:台に固定した状態で完全に伸ばすと、肘の腱に負担が集まる。伸ばしきる手前で折り返す。
  • 専用の台がないと成立しない:プリーチャーベンチかインクラインベンチが要る。自宅では組みにくい。
    こう付き合う:台がなければコンセントレーションカールで代える。
  • 扱える重量は小さい:反動が使えないぶん重量は落ち、腕の筋量を増やす主役にはならない。太さはバーベルカールに任せる。

ひとことで:肘を伸ばしきらないこと。反動は台が止めてくれる。

よくある質問

普通のカールと何が違いますか?
腕を固定するので反動が使えません。伸ばした位置での負荷が強く、上げきった位置では抜けやすい形です。反動が入る人や、左右差を整えたい人に向きます。
肘が痛みます。
伸ばしきっている可能性が高い状態です。手前で折り返し、下ろす速さも落としてください。それでも痛むならその日は中止します。
EZバーとまっすぐなバー、どちらがいいですか?
EZバーは手首をやや内向きに握れるので、手首の負担が減ります。まっすぐなバーは手首をひねった形で固定されるため、硬い人は痛みが出ることがあります。
何回・何セットが目安ですか?
10〜12回を2〜3セット。伸ばしきらない範囲で、下ろす速さを保てる重さを選びます。

鍛えられる筋肉

主働筋: 上腕二頭筋

協働筋: 前腕筋群