最初は軽めのダンベルで10回。そこから合う重さを探す
まだ楽なら次のセットで1つ重く、10回がやっとなら1つ軽くします。フォームを崩さずに「あと2〜3回ならいける」で終われたら、その日はその重さでやります。
種目ごとの、最初に持つ重さ
-
サイドレイズ まずは1kg 慣れたら3kgまで片手に1個ずつ 体を揺らさず肩の高さまで -
ダンベルカール まずは2kg 慣れたら6kgまで片手に1個ずつ 肘を脇腹につけたまま上げる -
オーバーヘッドエクステンション まずは3kg 慣れたら8kgまで1個を両手で 肘を外へ開かずに下ろす -
ダンベルショルダー まずは2kg 慣れたら8kgまで片手に1個ずつ 腰を反らさず頭の上まで押すプレス -
ダンベルベンチ まずは3kg 慣れたら10kgまで片手に1個ずつ 肩をすくめず胸の横まで下ろすプレス -
ワンハンドダンベル まずは4kg 慣れたら12kgまで片手に1個 背中を丸めず肘から引くロウ -
ダンベルルーマニアン まずは4kg 慣れたら12kgまで片手に1個ずつ 背中を丸めずお尻を後ろへ引くデッドリフト -
ゴブレットスクワット まずは4kg 慣れたら12kgまで1個を両手で 胸の前で抱え、背中を丸めない
どれも最初のセットで持つ重さです。体格や経験で前後するので、ここから10回やって合わせます。
初日は、軽いほうから1セットずつ試す
たとえばダンベルカールなら、最初は2kgを持って10回です。10回目でも余裕があれば、次のセットは3kgに持ち替えます。3kgでもまだ楽なら、その次は4kgです。
4kgで10回やって、フォームを崩さずにまだ2〜3回は続けられそう。そう感じたら、そこで上げるのをやめます。今日のカールは4kgで決まりです。
「できそう」かどうかは、フォームで見ます。体が揺れる、肘が前に出る、下ろすときに重さに負けてストンと落ちる。どれかが出たら、回数が残っていても重すぎます。
重くするときは、1セットごとに1つ上のダンベルへ持ち替えます。2kgの次に4kgへ飛ばすと、ちょうどいい3kgを通り過ぎてしまうことがあります。
種目でこれほど重さが違うのは、動かす筋肉の大きさが違うからです。スクワットやロウは、太ももやお尻、背中の大きな筋肉がいくつもの関節をまとめて動かします。サイドレイズは肩の横の小さな筋肉だけで腕を持ち上げるので、1kgでも十分きつくなります。
重さは、左右に1個ずつ持つ種目なら片手の1個ぶんで考えます。ゴブレットスクワットとオーバーヘッドエクステンションだけは、1個を両手で持ちます。ここを取り違えると、倍の重さで始めることになります。
床のダンベルは、膝を曲げて体の近くで拾います。腰を丸めて腕だけで持ち上げると、軽いダンベルでも腰に負担がかかりやすくなります。
ダンベルベンチプレスは、ベンチに座ってダンベルを太ももに載せ、膝で押し上げるようにしながら寝て構えます。終わったら同じ手順で太ももに戻し、胸の上から床へ落とさないでください。
動かしている途中で関節や腰が痛んだら、その種目はそこでやめます。痛みが続くときは、医療機関で相談してください。
初心者向けのダンベルメニュー(週2回)
8種目を毎週全部やる必要はないので、脚・胸・背中・肩・腕がひととおり入る6つを2日に分けました。どちらの日も、大きな筋肉を使う種目を先に、肩と腕を後に置いています。Bの日の後半のサイドレイズとカールは、前半の種目で疲れが出てくるので、決めた重さがきつければ1つ下げます。
ダンベルだけで、AとBの2日で回す
Aは脚・胸・背中、Bはお尻と太ももの裏・肩・腕です。重さは初日と同じやり方で、種目ごとに決めます。家にベンチが無ければ、ダンベルベンチプレスは腕立て伏せに替えて構いません。
A(各2〜3セット×10回)
B(各2〜3セット×10回)
AとBを週1回ずつ、間を1日以上あけます。1種目2セットから始め、慣れたら全種目3セットにそろえます。忙しい週は、Aだけでも続けてください。
楽になってきたら、すぐ上の重さへ
あと2〜3回残るつもりで選んだ重さなのに、どのセットも10回やってあと4回以上いける。それはダンベルが軽くなってきた合図です。そんな日が2回続いたら重さを上げます。1回だけなら、たまたま調子が良かっただけかもしれません。
上げるのは、すぐ上の重さを1つだけです。ジムなら、ラックで隣に並んでいるダンベルを取ります。左右に1個ずつ持つ種目は、両手とも同じ重さにそろえます。
軽い種目ほど、1kg上げただけでぐっと重く感じます。重くした日は、8回で止めて構いません。次は9回、その次は10回を目指します。
重さはそのままで、回数を1回ずつ足していくやり方もあります。同じ重さで前回より1回多くできれば、それも前進です。
先週と同じ重さが、今日はやけに重く感じる日もあります。寝不足や仕事の疲れで、力の出方は日によって変わります。そんな日は1つ軽いダンベルで10回やり、その日は終わりにします。
記録は、重さと回数だけで足ります。スマホのメモに「カール4kg 10・10・9」と残しておけば、次に上げるかどうかをその場で決められます。
家のダンベルが軽すぎる・重すぎるとき
家にあるのは5kgが1組だけ。スクワットには軽すぎて、サイドレイズには重すぎる。ダンベルを変えられないなら、やり方のほうを変えます。
軽すぎるときは、回数を15回まで増やします。下ろすときに時間をかけてゆっくり戻すと、同じ5kgでもかなりきつくなります。
それでも楽なら、片手・片脚ずつのやり方に替えます。オーバーヘッドエクステンションは片手ずつに、ゴブレットスクワットはダンベルランジにします。1本の腕や脚にかかる重さが、それだけで増えます。
重すぎるときは、1つ軽いダンベルがあればそちらへ持ち替えます。無ければ、フォームが崩れる手前でセットを止め、そのぶんセットを1つ足します。
5kgのショルダープレスが6回目で腰を反らし始めるなら、5回で止めて4セットやります。背もたれのある椅子に座ってやると、腰が反りにくくなります。
サイドレイズは、重いダンベルを体ごと振り上げてしまいやすい種目です。家の5kgでそうなるなら、水を入れた2リットルのペットボトルに持ち替えてください。中身の水だけで約2kgあります。
- 筋トレは毎回限界まで追い込むべき? — 「あと2〜3回残す」で本当に足りるのか気になったら
- 筋トレの回数は何回が正解? — 10回以外の回数も試してみたくなったら
よくある質問
サイドレイズは何キロでやればいいですか?
最初は片手1kg、慣れても3kgくらいまでが目安です。カールで5kgを持てる人でも、サイドレイズでは2kgがきついことはよくあります。体を揺らさずに、肩の高さまで上げられる重さにしてください。
女性は何キロから始めればいいですか?
「女性は1kgから」と一律に決める必要はありません。カールを最初から4kgで始められる女性もいます。性別は関係なく、10回やってまだ少し余力が残る重さを選びます。
2kgでもきついです。こんなに軽くて効果はありますか?
10回やって、フォームを崩さずにあと2〜3回いけそうなら、2kgから始めて構いません。10回がやっとなら、1kgに下げてください。2kgで、どのセットもあと4回以上いける日が2回続いたら、3kgへ上げます。