脚トレーニング

スクワットの種類15選|初心者はどれから?部位・器具別に比較

公開日:2026-07-09 更新日:2026-07-25

初心者はゴブレットスクワットから始めるのがおすすめです。スクワットの種類は器具や動作の違いで15種類以上あり、股関節と膝をどれだけ使うか・重量を保持する場所によって、大腿四頭筋・お尻・内転筋への刺激のバランスが変わります。どのバリエーションでも、膝がつま先より内側に入らないことが共通の絶対条件です。

スクワットは「しゃがむ」ではなく「股関節と膝を同時に曲げる」種目

ジムに通い始めると、スクワットと名の付く種目の多さに戸惑うはずです。バーベル、ダンベル、マシン、片脚。家で自重しかできない人と、パワーラックで重量を伸ばしたい人では、選ぶべき1本目が違います。とはいえ土台は共通。スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれるほど下半身全体を鍛えられる種目で、どのバリエーションも「股関節と膝を同時に曲げて、しゃがんで立つ」という基本動作を共有しています。そのうえで、バーを保持する位置や足幅、片脚か両脚かの違いによって、大腿四頭筋・お尻・内転筋への刺激のバランスが変わるわけです。

ただし、これはあくまで「相対的にどこを強調するか」の違い。どのバリエーションでも下半身の主要な筋肉は同時に働きます。まずは器具を使わないスクワットで、膝がつま先より内側に入らない(ニーインしない)フォームを身につけること。これがすべてのバリエーションの土台になります。

なお、カードはきれいに役割分担して見えますが、実際の運用は流動的で構いません。「ラックが埋まっているからゴブレットで済ませる」日があってもいい。器具の空きや体調で乗り換えられることこそ、種類を知っておく利点です。

種目一覧

そのほかのバリエーション

マシン・スミス系で安定させる

ダンベルバリエーション

体幹も同時に鍛えるテクニック系

上級者・特殊種目

目的別・あなたに合う1本

全種共通・膝と腰を痛めるフォームエラー4選

バリエーションが変わっても、怪我につながる原因の多くは共通しています。ジムでよく見かけるのは、フォーム自体は知っているのに、重量を上げた途端にニーインが戻ってくるケース。知識と実行は別物です。以下のいずれかに心当たりがあれば、重量を落としてフォームを見直しましょう。

  • 膝が内側に入る(ニーイン)— 膝関節への負担が増える最重要NG
  • かかとが浮く — 大腿四頭筋に頼りすぎ、バランスも崩れやすくなる
  • 背中が丸まる — 腰椎への負担が増える
  • しゃがむ深さが左右でばらつく — 特に片脚種目で怪我のリスクが高まる

膝や腰に痛みを感じた場合は無理をせず中止し、続くようであれば医療機関を受診してください。

プログラムへの組み込み方

スクワット系は下半身トレーニングの中心種目のため、週2〜3回、回復日を挟んで行うのが目安です。フォームが安定するまではゴブレットスクワットやスミスマシンスクワットを軸にし、慣れてきたらバーベルスクワットへ。理屈の順序はこうですが、実際は早くバーベルを担ぎたくなるものです。移行の目安は、ゴブレットで深くしゃがんでもニーインが出ないことを確認できてから。

同じ週にデッドリフトなど他の下半身種目を組む場合は、股関節・腰まわりへの負担が重ならないよう配置に気を配ります。その週にもっとも優先したい種目を先に高重量で行い、もう一方は別の日にレップ数を抑えて置く——たとえば月曜にスクワットを高重量で行うなら、木曜のデッドリフトは軽めに、といった調整をしましょう。

よくある質問

スクワットは毎日やっても大丈夫ですか?

毎日はおすすめしません。BIG3の一角だけあって負荷が高く、毎日高強度で行うと回復が追いつかないことがあります。週2〜3回、休息日を挟んで行うのが基本です。

膝がつま先より前に出るのはNGですか?

足首の柔軟性や骨格には個人差があるため、多少前に出ること自体は問題ありません。気にすべきはむしろ、膝が内側に入り込むニーインのほう。怪我のリスクの観点では、こちらの方がずっと重要です。

初心者が最初に選ぶべきスクワットは?

ダンベルを1つ胸の前で保持するゴブレットスクワットです。バランスを取りやすく、フォーム習得に向いています。

自重(器具なし)でできるスクワットの種類は?

ゴブレットスクワット(器具を持たない場合)、ジャンプスクワット、シシースクワット、ピストルスクワットが器具なしで行えます。特にピストルスクワットは片脚立ちで行う自重の最上級種目です。

フロントスクワットとバックスクワット(通常のスクワット)はどちらがいいですか?

優劣ではなく役割の違いです。バックスクワット(通常のスクワット)は高重量を扱いやすく下半身全体の筋力向上向き。フロントスクワットは上体を起こした姿勢になるぶん、大腿四頭筋への関与が相対的に高まります。両方を組み合わせるのが理想です。

スクワットで腰が痛くなるのはなぜですか?

背中が丸まった状態でしゃがむと、腰椎に強い負担がかかるためです。胸を張り、背中をニュートラルに保ったまましゃがむこと。痛みが続く場合は重量を落とすか、フォームを見直してください。

ブルガリアンスクワットは何キロくらいから始めればいいですか?

最初は器具なし(自重のみ)で十分です。片脚だけで全体重を支えるため、自重でも負荷はかなりのもの。正しいバランスとフォームが安定してから、ダンベルを両手に持つ形で少しずつ負荷を上げましょう。